わが母の記
DVDレンタルで 「わが母の記」を観た。
たとえ記憶がなくなっても、母の 愛は消えない。作家・井上靖の自伝的小説を、豪華キャストで描く家族の絆の物語。
「わが母の記」は、認知症の実態を描いている。
認知症を患っている母親本人の視点というものは一切登場せず、あくまでも「認知症の母親を見る周囲の視点」だけでストーリーが進んでいった。
認知症患者の物忘れや奇行ぶりに振り回され悩まされ続ける家族の様子もよく描かれており、その点では地に足のついた現実味のある物語ではあったのだが、全体的に淡々と進みすぎた感じで、特に1973年に八重が死ぬことになるラストを飾る「八重とのお別れ」の描写は「あれ? これで終わり?」という感じでしたが、何故かそれと同時に、
愛は消えない!!と 深く思いました。
この作品をご覧になった方は どの様に感じられましたか?
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