どんなにきみがすきだか あててごらん

まきみ

2011年02月11日 17:00

私の好きな本の紹介をさせていただきます。


評論社より 出版されている

「どんなにきみがすきだか あててごらん」
サム・マクブラットニィ ぶん
アニタ・ジェラーム え
小川仁央 やく

です。

私がこの本に初めて出会ったのは 学生時代でした。
文学部で図書館に通って卒論にのめりこんでいた時期に。
この本の 英語版に心惹かれたのが はじめです。
というと、英文学科かと思われてしまうかしら?
違います。

私は国文学科でしたので、
卒論とは全く関係のない本を読んでいたのです。
つまり、サボって絵本を読んでいたのです
今も昔も ぐうたら人間です。デヘッツ


今 手元にある本は 御覧の通り 日本語訳された本ですが、
学生時代は 簡単に読める 絵本の英語版にはまっていました。


お話は・・・

チビウサギがおやすみの時間。

デカウサギの耳につかまってベットに行く途中に
デカウサギに「どんなに、きみがすきだかあててごらん」と聞きます。

そこから始まるチビウサギとデカウサギの「きみがどんなにすきか」を競い合うお話です。

チビウサギは、いろんな方法で、「こんなに好きだよ」と伝えますが、腕を伸ばしてもジャンプをしても、大きさはデカウサギにはかないません。

最後には眠くなり「ぼく、おつきさまにとどくぐらいきみがすき」と言って寝てしまいます。


「きみがどんなにすきか」を競い合うお話ですが、とても心温まるお話です。

単純なお話のようですが、
「すき」と表現する大切さを実感できる作品だと思います。

絵本ですが、大人の心もあたためてくれる作品です。


お子様に読んであげてはいかがですか?

我が家には子供は居ませんが 他にも 大好きな絵本があります

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