私の好きな本の紹介をさせていただきます。

評論社より 出版されている
「どんなにきみがすきだか あててごらん」
サム・マクブラットニィ ぶん
アニタ・ジェラーム え
小川仁央 やく
です。
私がこの本に初めて出会ったのは 学生時代でした。
文学部で図書館に通って卒論にのめりこんでいた時期に。
この本の 英語版に心惹かれたのが はじめです。
というと、英文学科かと思われてしまうかしら?
違います。
私は国文学科でしたので、
卒論とは全く関係のない本を読んでいたのです。
つまり、サボって絵本を読んでいたのです

今も昔も ぐうたら人間です。デヘッツ
今 手元にある本は 御覧の通り 日本語訳された本ですが、
学生時代は 簡単に読める 絵本の英語版にはまっていました。
お話は・・・
チビウサギがおやすみの時間。
デカウサギの耳につかまってベットに行く途中に
デカウサギに「どんなに、きみがすきだかあててごらん」と聞きます。
そこから始まるチビウサギとデカウサギの「きみがどんなにすきか」を競い合うお話です。
チビウサギは、いろんな方法で、「こんなに好きだよ」と伝えますが、腕を伸ばしてもジャンプをしても、大きさはデカウサギにはかないません。
最後には眠くなり「ぼく、おつきさまにとどくぐらいきみがすき」と言って寝てしまいます。
「きみがどんなにすきか」を競い合うお話ですが、とても心温まるお話です。
単純なお話のようですが、
「すき」と表現する大切さを実感できる作品だと思います。
絵本ですが、大人の心もあたためてくれる作品です。
お子様に読んであげてはいかがですか?
我が家には子供は居ませんが 他にも 大好きな絵本があります